あと半年で入学を前に、年長さんは何をしておけばよいのかと気になりはじめているのではないでしょうか。
お子様が入学後に困らないためにも、生活面、学習面で最低限身に付けておくべきことがいくつかあります。その中で、今回はひらがなについてです。

入学前にひらがなは練習させておいた方がよいという意見と、変な癖を付けない方がよいという意見とにわかれるんだけど、どうしたらよいの?

ひらがなは完璧でなくてもある程度書けないと困ります。
しかし、入学前に無理強いして嫌になってしまうのを避けるためにも、ポケモンずかんドリルがおすすめです!
ひらがなは、入学後に毎日1字、慣れてきた2字ほど学習します。それでも、50音学習するまでに6月中旬頃までかかります。全てはじめから覚えることになったら大変です。
何より、日本語で生活している以上、全て学習する前に、ひらがなを読んだり書いたりする場面は避けられません。
ひらがなは、50音読めて書けて入学することをおすすめします。誤りがあるなど完璧でなくても、なんとなく全部知っている状態にしてあげるのがよいです。
ひらがなを身に付けるために、子どもたちに大人気のポケモンずかんドリルがおすすめです。
ポケモンずかんドリルは、長年国語界の第一線におられる吉永幸司先生が監修していますので、国語力をのばすのには最適です。
3歳から6年生までの対応しています。ひらがな・カタカナ・漢字・ローマ字のラインナップです。


教員歴20年、1年生を8回担任している教員がおすすめポイントを解説いたします。
入学前のひらがな50音取得率は?
地域性にもよりますが、全くひらがなが読めない・書けないお子さんは30人クラスで1~3人ほどです。
ほぼ読めない・書けないお子さんも1~3人ほどです。非常にあやふやなお子さんも1~3人ほどです。
全て合わせて9人という多さはありません。園時代に習得が低かったと感じるお子さんは、全て合わせると4~6人ほどでしょう。
その他に、1学期終わりまでにかろうじて50音が身に付けられたなというお子さんが、2~4人ほどです。
これは50音の話です。50音を学習した後は、1学期が終わるまでに、つまる音、のばす音、ねじれる音を身に付けなければなりません。そして、「は」「を」「へ」の練習になります。
50音をある程度書けて入学しているお子さんは、50音以外もなんとなく知っている、読める、少しは書いたことがあるというお子さんがほとんどです。
文字に親しんで生活していることがわかります。
- 絵本を読んでもらう・読もうとする
- 誰かの読む・書く真似をする
- 手紙を書く
日常的に身近にひらがながあり、お子さんの興味に合わせてお家の方が声をかけているのですね。

お子さんのまわりにひらがなは身近にあります。園のお友達がひらがなを書いているのを見る機会もあるでしょう。しかし、入学後に差が出ています。
この差の理由はいくつか考えられます。
- お子さんが興味を示さなかった(発達)
- 覚えられなかった(認識力・言語力など)
- お家の方がタイミングを見ながら声をかけなかった(家庭)
入学後にひらがな習得で苦労するお子さんのお家の方がよく言われることがあります。
- ひらがな表をはっていたけど、興味を示さなかった。
- 興味を持つまで待てばよいと言われた
- 家で教えるよりも、入学後に先生に教えてもらった方よい
- ひらがなは1年生からでよいから教えていない
園で興味を示さない時点で、小学校に入っても文字には興味を示さないことがほとんどです。差が開いてしんどくなり、余計に嫌になるだけです。
1年生からでよいと考えておられる場合も同じです。身の回りにひらがながあふれていて、お家に方に尋ねたり、読んでみたりしようとしない時点で、入学後に文字に目覚めることはほぼありません。

文字に関心を示さなければ、なおのこと対策してあげないと
入学後であっても、自分の名前を書いたり、黒板に書かれている文字、お友達の名前、教科書など読んだりする機会はたくさんあります。
ひらがなをほとんど知らないと、お子さんの負担は大きくなることでしょう。
ひらがなの50音はある程度身に付けて入学するのがおすすめです。
大人気!おすすめはポケモンずかんドリル
ある程度ひらがなを身に付けるために、年長さんにはポケモンずかんドリルをおすすめします。
- 子どもの興味をひきつけ楽しく学べる
- 小学校の学習とリンクしているので入学後に困らない
- カタカナまで一緒に覚えられるので効率的
- 入学後のシリーズも豊富で自学できる
入学前用に、3歳・4歳・5歳のひらがな練習があります。少し不器用なお子さんは3歳からお試ししてみるのもよいかもしれません。
子どもの発達段階を考えながらも、変な癖がつかないようにきっちりとした文字練習ができます。入学してからも困らない内容です。
何より、子どもの意欲をかきたてるしかけが満載です。
入学後も継続して続けられます。進めるのが早いお子さんは先取り学習ができます。

1年生もポケモンずかんドリルを何人も使用しています!大人気です!
はじめてひらがなを学習するお子さんにこそ、この考えぬかれたドリルで学習の楽しさを知ってほしいです。
子どもたちが自主的に練習できるしかけ
「ポケモン」「キラキラシール」この組み合わせが子どもたちには最強のようです。そして、それを最大限に生かしたつくりになっているのです。
興味を引くキラキラシール
1年生でも人気な理由がキラキラシールです。キラキラシールは大人が思っている以上に子どもを引きつけます。
バトル形式になっており、一文字練習すると1枚貼れる量のシールが付いています。太っ腹です!
キラキラシールは付属の下敷きに貼ってポケモン図鑑を完成させます。この下敷きもポケモンが描いてあるので嬉しいようです。
子どもたちに大人気のポケモンに、キラキラシールは最強ですね。
園児さんでもやりたくなるのは間違いないでしょう。
人気のポケモンでカタカナまで覚えられる
3歳用のドリルから、ひらがなと合わせてカタカナをたくさん使用しています。ポケモンだからこそです。書けなくても、読めるようになってきます。なぜなら、大好きなものだからです。
とにかく、ポケモン攻めです。
- バトルでポケモンをゲット
- 迷路などのゲームもポケモン登場
- レアなポケモンでひらがな練習
入学前にカタカナまで書けなくても、一緒に何となくでも知っているのは非常に入学後に楽になります。
ひらがなとカタカナを合わせて覚えるのは効率的な練習方法です。

興味ある恐竜や国などからカタカナを覚えるお子さんもいます。
小学校にスムーズにつなげられる
国語科の吉永先生が監修しているだけあり、一文字一文字にこだわりがあります。
字を書くときの注意点や練習方法が小学校での指導と同じ仕様になっています。入学後に困らないようなつくりです。
入学後も学習指導要領に対応しながら6年生まで対応されています。どんどん進められるお子さんは、どんどん進めてしまうのもよいでしょう。
変な癖が付かないよう一文字ずつ解説付き
きれいに字のバランスがとれるよう、授業で指導する内容が分かりやすく示されています。お家の方がお子さんにアドバイスする際に参考にできます。
文科省から文字の形は読めたらよいと言われていますが、正しい書き方は指導していきます。とめ・はね・はらいなど、お手本通りに形をとれるという技能も必要です。
変な癖が付いてしまってから正しく直すのは大変です。5歳とは言え字形を妥協せず、小学校で習う形になっています。
- 誤りやすい部分
- アドバイスの仕方
- きれいに見えるポイント
だいたいみんな同じところでつまずいたり、崩れます。ですから、指導ポイントも決まってくるのです。
学校では、マスに書かれている十字点線で4つの部屋に区切り、どの部分がどこの部屋に入るかを確認しながら練習します。

右上1の部屋、左上2の部屋、右下3の部屋、左下4の部屋と名付けることが多いです。漢字でもこの見方で練習するので、今から身に付けおくとよいでしょう。
小学校の練習方法と同じ
小学校でのひらがな練習ではドリルやプリントを使用することが多いです。どの練習帳もだいたい同じような形のつくりとなっています。
ポケモンずかんドリルも同じ練習形式となっているので、入学後もスムーズに取り組むことができます。
- スタート地点に●がある
- 方向やまがりなどを示す矢印が記入されている
- 練習の字が入る言葉練習がある
スタート地点を意識することは、きれいに字の形をとる上で重要です。
練習当初は指導しても、スタート示す●からずれてスタートしてしまうお子さんも一定数おられます。意識できていない、もしくは鉛筆を合わせられないとうのが原因です。
矢印を見ずに、反対方向に書いてしまうお子さんもおられます。書き順がむちゃくちゃになってしまうので、必ず意識させましょう。

どこからスタートするか、どこに向かっていくのかと、見通しを持たせて書くことが、きれいな字を書くポイントとなります。
その字が入っている言葉練習にはイラストも入っているので、視覚的にも一致しやすいです。
覚えるまでは「つくえ」の「つ」だ!というように、思い出させる手掛かりもなります。
ひらがなは一音一字です。一致させていくために、授業では声に出して読みながら、一音一音手をたたきます。

「つくえ」という言葉の場合、「つ」「く」「え」に合わせながら、手を3回たたきます。
授業では、他にどんな言葉があるのかを発表します。そこで、言葉を増やしていきます。お家の方と一緒に言葉あつめを楽しんほしいです。
6年生まで自学できる
ポケモンずかんドリルは、5歳児だけでなく3歳から6年生までのシリーズです。算数もあります。
小学校の学習指導要領に対応しているので、授業にも合います。つまづいている学年からやり直すことも可能です。
小学校用は自分で10分で終わる形となっています。
入学後には是非1年生用の「ひらがな・カタカナ」を継続して使用してほしいです。
ひらがなとカタカナを同時に学習できる画期的なドリルだからです。一緒に同時進行で練習するという発想は今までになかったです。
ひらがなは何度練習してもよいでしょう。1度では覚えられないですし、字の形がきれいになってくるからです。その上で、カタカナを合わせて練習できるは、効率的です。
カタカナは1年生の2学期に学習するのですが、漢字も学習がはじまります。カタカナの授業時数は少なく、習熟する間がないのが現状です。
6年生でもカタカナを書けない子がいるほどです。何度も練習できるように、入学後からはじめておくのが得策です。

カタカナは字の形はひらがなよりも書きやすいです。ですので、発達段階的に負担はありません。
まとめ:早めにひらがな練習に取り組んでおこう
入学後にひらがなで困ることがないように、園のときからはじめておくのとよいでしょう。特に、年長さんは、ひらがなは必須と思っておいても丁度よいくらいです。
ただし、嫌いになってしまってはかわいそうです。ですので、勉強しているつもりがない、ポケモンずかんドリルで、楽しく文字に触れていってほしいです。
子どものことをよく考えてつくられたたポケモンずかんドリルはおすすめです。
- 次々と練習したくなるしかけ
- 入学後も困らない練習内容
- 発達段階に応じた学習が可能
入学までまだ時間があります。お試しに1冊リビングに置いてあげてみてはいかがでしょうか。

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