小学校教員として、210人以上の1年生を担任させてもらってきました。
学校生活では困りごとやトラブルが多々あります。
それらを解決していく中で大きく成長していきます。
これらのことは当たり前のことなのですが、お家の方は学校の様子を知らないがために、不安や悩みが大きくなっている印象です。
子どもたちのたくましさ、頼もしさを近くで見れば、もっと安心できるのになと常々思っていました。
また、モンスターペアレントという言葉によって、お家の方が遠慮しているのではないかと思うことがあります。
こんなことを聞いてよいのか?
こんなことをお願いしてよいのか?
ちょっとしたことで悩んでおられませんか。
実際のところ、SNSの普及や個人主義、家族の在り方など環境が大きく変わり、「こんなことで?」と学校が困惑することも増えています。
そのため、教員、学校が先回りしたり、気を遣いすぎたりして、わけのわからない教育現場になっていることも確かです。
結局のところ、学校と保護者がお互いに遠慮してしまい、お互いやりずらくなってきている構造が出来上がってしまったのかと感じます。
特に1年生の保護者の方々は、初めてのことだらけの上、園と大きく異なるので、不安が出てくるかと思います。
いろいろな不安があるでしょうが、根本となるものは、ずばり、「先生と話す機会が少ない」ということではないでしょうか。
そして、お子さんに聞いてもはっきりとしない…
⇒不明なことを先生に聞けない
⇒お子さんの様子がわからない
戸惑うだけでなく、不安が募ってもやもやがたまってくるかもしれません。
これらのことを少しでも解消できるよう、先生に聞きたいけど聞けないことにお答えしていきます。
学校の様子や1年生の実態などを合わせながらお伝えしていくことで、「そうなのか!」と少しでも納得し、もやもやが少しでも解消できたら幸いです。
お家の方に安心して楽しく過ごしてもらうことで、お子さんがのびのび学校生活を送れますように。
尚、今まで複数の地域に勤務した経験や、他県の先生方と交流してきた中での私見となることをご了承ください。
地域や学校、先生によってもそれぞれ違うことがあります。
また、ちょこっとした一般的なお悩みが主となります。
個々のトラブルなどは、一人ひとり対策も異なりますし、迅速な対応が求められることがあります。
抱え込まずに、すぐに担任の先生や学校に相談してください。