先生にお土産を渡すのはあり?なし?品物を受け取ってくれる?

ちょこっと疑問
みちこさん
みちこさん

夏休みに旅行に行って、子どもが先生にあ土産渡したい!と言ったけど、先生も困ってしまうわよねえ…?

せんせい
せんせい

最近では、お家の方が気遣ってくださっているのか、少なくなりましたね。

夏休みは終わりましたが、今後、先生にお礼として、ちょっとした物を渡したいという場面が出てくるかもしれません。

もちろん、先生たちは何かもらいたくてやっているわけではないので、

・渡さなければならない

・渡した方がよい・有利

ということは全くもって一切ありません。

もし、渡したいとなった時にご参考にしていただけたらと思います。

最近では、学校によってはっきりと明記されている場合もあるかもしれませんし、何であっても受けとら職員間で共通認識されているところもあるかもしれません。

周囲の先生も含めた経験を踏まえての考えであることをご了承ください。

品物を受け取る例

わざわざ自分のために考えて用意してくださっているので、お返しするのもなんだかな…という思いがあります。

お子さん・保護者の方の思いが品物に表れていると受け取りやすさが出てきます。

例を場面ごとに挙げていきます。

せんせい
せんせい

品物をいただくこと自体が稀です。

渡さないのが通常です。

くれずれも、渡さないと!とならないでくださいね。

お土産

・ご当地キャラクターを集めていると言ったことがある⇒ご当地キーホルダー

・好きな国&遺跡Tシャツを紹介したことがある⇒その国の遺跡キーホルダー

質問されたり、授業で話題になったりして、自分のことを話す機会があります。

お子さんが、個人的な話に興味を持って覚えてくれていたんですね。

お土産を選んでくれている姿を想像しますね。

せんせい
せんせい

お小遣いの中から買ってくれたのかな~

保護者の方も賛同して見守ってくださったんだな~

・袋に詰め合わせてくれたコーヒー&お菓子

お裾分けという感じで受け取りやすくしてくださったお家の方のご配慮。

そっと渡すようにお子さんにお話しもしてくださっていたりもします。

学年終了時

・保護者の方の趣味の手作りアクセサリー

・いつも結んでいるので手作りヘアゴム

・手作りお菓子

せんせい
せんせい

手作りお菓子で言えば、バレンタイン、放課後にチョコを渡しに来る子もちらほら見かけます。

学年が上がると、チョコ渡しにまわっている中で来てくれたりもしますね。

作るのが好きなお子さんが、身近な材料で作ってくれることは日常的に結構あります。

手作り品は断れないですよね。

・好きなキャラクターを個人的に聞いてくる⇒そのキャラクターでいつも身に付けているもの

事前調査をしていたのですね。

サプライズをしようとお家の方とわくわくしながら相談してくれていたんだなと伝わりますよね。

結構マイナーなキャラクターにも関わらず探してくれているんですね。

受験後

・放課後に保護者の方と共に受験合格の挨拶に来る⇒大きな箱に入ったチョコレート

お祝いの気持ちが詰まっていますよね。

個別的なお礼もありますが、このケースは「職員のみなさんで」ということだと思います。

関わったことのある先生はもちろん、あまり関わりがなかった先生も、職員室全体が喜びで明るくなった覚えがあります。

せんせい
せんせい

実際、受験に関しては、誤ってはならない書類など神経をつかいます。

また、学校欠席にあたり対応も必要になります。

しかしながら、受験は基本、ご家族と本人のこととなります。

そんな中でのお気遣いに、お家の方の今までの献身的なサポートを改めて感じますね。

引っ越し時

・友達にお礼をしたい⇒クラス全員に文具セット

引っ越し時、忙しい中ご丁寧なお礼をしてくださることもありますが、この場合は、止める間もなく、すでに用意されていました。

どうやら、今までに他のお子さんが越される時にそうされていたようです。

慣習のようになっていたのですね。

越されるお子さんも、渡すのを楽しみにしていましたし、何より人数分を準備してくださっていたので、断ることができませんでした。

これは、さすがにやりすぎのよな気がします。

・手作りプレゼントをみんなに渡す

これは、まだよいですね。

とは言うものの、引っ越しの忙しい時に、大変だったのでは?!と心配になります。

でも、子どもたちって、何かしてあげたい!と素直に思うのでしょうね。

もちろん、ほとんどのお子さんがそのようなことはしませんので、安心してくださいね。

迷った例

・誕生日プレゼントとしてボールペンなどの文具

これは随分と昔のことです。

子どもたちは誕生日をよく聞いてくれます。

そして、メッセージや手作りサプライズなどありがたいことに用意してくれることもあります。

しかし、買ってきたとなると、さすがに迷う案件ですね。

●お家の方も知っているということ

●学年で相談の結果、旅行などに行ったときにネーム入りのお土産でお返しする

ということで受けとりました。

今ならどうするかは、やはり迷いますね。

・誕生日プレゼントだから迷ってしまうのか・・・

でも、イベントが違うだけで思いは他の例と同様

・お断りして返したとしても、その子も使えるものだから迷うのか・・・

でも、その子にとっては「これで書いてね」という思いであるのは他の例と同様

お返ししたことに関しても、今ならしないかな・・・とも思います。

この時はお返しして、この時はお返ししないということが出てしまわないように、そして、周囲の耳に入って、そのために「私もする!」となってしまっては、物でのつながりに安心感を持たせてしまうのではないかと感じたからです。

品物を受け取らない例

初めて受け取った時に、他の子が何もなく突然、文具を買って持って来てプレゼントしてくれました。

しかし、

●受け取る理由が見つからない

●お家の方が知らない

ということで、丁重にお返ししました。

物でつながろうとしてしまっています。

そこから、周りに人がいる中では、喜びのお礼を伝えるために、大きなリアクションをしないように気をつけるようになりました。

家にある文具を持って来る子もたまにいます。

お家の方が知らない場合もあります。

これも、物でつながりかねないなと感じます。

中には、

・家族の人数を聞いて、「家族にあげてね」と、その人数分シールを持って来る

・使い古したおまけの赤ぺんを、「これで丸をつけてね」と持って来る

といったこともあります。

何度も断りますが、根負けですね。

かわいいなと思いながら受け取ります。

まとめ

品物を受け取ること自体が少ないとは言え、振り返ってみれば、断ったことがほとんどないです。

聞く人によれば、けしからん!と言われるかもしれません。

・先生が物を受け取ること

・周囲の子に、あげたい、あげると喜ぶのかな?と思わせかねないこと

などなど、その通りです。

その上で、何度も言いますが、あげた方がいいということでは決してないことを前提に・・・

渡したい!でも困るかな?と迷っておられる方へ言えるのは、

個人的には

困るというよりも、自分のことを考える時間をもってくれていたのだということが、申し訳なくもあり、ありがたくもあり、嬉しいものです

ということです。

それは、お言葉、お手紙など、品物に限りません。

学校や先生によって受け取る・受け取らないは異なるかもしれませんが、先生だって、プラスの気持ちを伝えられたら嬉しいものでしょう。

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